2016年12月4日日曜日

オイカワの採取と飼育

オイカワは主に河川の中流域から下流域に住んでいる日本の淡水魚の中でも代表的なお魚です。水の汚れにも比較的強く、日本全国の河川で見る事ができます。
食味は白身で美味しいようで、夏場は藻を多く食べるため味は落ちますが冬場は臭みが少なく美味しく食べられるようです。うちの近所でもハエと呼ばれ特に食味の良い寒バエ釣りに人気がありま、真冬やお正月でも川に立ち入って釣られている方も多いです。

釣りは練りエサやミミズ、赤ムシ、川虫の幼虫など、なんでも食いついてきます。寄せエサで群れを寄せて数釣りも楽しめますが、沢山釣ろうと思うと高い技術が必要なようです。

メスと繁殖期以外のオスは銀色の普通の川魚な色ですが、夏場の繁殖期のオスは、尻ビレも赤くりっぱに広がり、体色も派手なメタリックグリーン、顔には追星がでて真っ黒な顔になります。
非常に美しい色彩になり、初めて釣り上げた時はびっくりしたものでし。

オイカワは生きたまま持って帰るのは非常に難しく、特に夏場は釣り上げてバケツに入れるとすぐにひっくり返ってしまったりしてしまいます。真冬ですとまだ持ち帰りやすいかと思います。
クーラーボックスにエアポンプでたっぷり酸素を送って、気温の高い時はアイスノンや凍らせたペットボトルで水温が上がらないように注意してみた方が、生存率はあがります。

飼育も、高水温に弱く、なるべくフィルターの水流やエアポンプを使って水中の溶存酸素量を多くしてあげると元気に泳いでくれます。水槽内に水流をつけてあげると、その方向に向かって泳いだりします。複数飼いしていると、一番強い魚が群れの先頭にたって餌を多く食べます。我が家でも10匹ほど飼育したときには、大きなオスが2匹、互いに威嚇しながら群れの先頭を争っていました。その2匹はヒレを大きく広げて自分を強く見せるフィンスプレッディングを競わせて、なかなか見ごたえがありました。メスも銀色の体色が透明感があって実に涼しげです。
しかし、条件が整っていると力強く泳いでくれるオイカワも、夏場に高水温で溶存酸素量が少なくなると弱って酸欠になったりエロモナス症にかかったりしてしまいます。
そうならないように冷却用ファンや、出かけて閉め切ってしまうときにはクーラーを入れたりして水温が上がらないようにしたり、フィルターやエアポンプも強めにしてあげると夏も元気に乗り切ってくれます。
それと、オイカワは非常にジャンプをするのが多いお魚ですので、蓋は必須です。朝起きたら、一夜干しに・・・なんてことにならないようにバーベキュー用の金網などで蓋をしておくと水温も上がりにくくできます。

成魚はけっこう神経質で、持って帰ってもなかなか落ち着かず、飛び跳ねたりとかが多い感じでした。そこで我が家は、数年前から、オイカワの稚魚を掬ってきて、それを大きく育てています。そうすると水槽の環境にも馴染んでくれますし長い事飼育も楽しめます。

近所の川でも、いつでもオイカワの稚魚の群れは岸辺にいるので、網で掬ってもって帰ります。2センチ程の稚魚だと泳ぎも割と素早いので他の魚に食べられてしまう事もそこまで無いです。
その稚魚も2年経つと立派なオイカワの大人になってくれます。我が家では各学年(?)ごとに育てて同じ水槽で泳いでもらっています。

そして、夏になるとその中の何匹かはオスで、綺麗な婚姻色を披露してくれます(*´ω`)



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